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3級ファイナンシャル・プランニング技能士の難易度や取得方法について

2024年3月12日

賃貸不動産経営管理士に合格するには?独学合格者が教える勉強方法とポイント
質問者
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ファイナンシャルプランナーになるにはどうしたらいいの?
取得を目指す際の勉強方法は?

30代・40代のミドル世代の大人気資格である「ファイナンシャル・プランニング技能士」。

国家資格の1つで、資格名称よりも職業名称である「ファイナンシャルプランナー」の方が知名度が高いですね。

金融・保険・不動産などの幅広い分野に関する知識が求められる資格ですので、合格すれば多くのフィールドで活躍が望めますし、類似する資格へとステップアップしていくのもオススメです。

1級・2級は年々難化傾向にありますが、3級はいつでも受験できるようになったことで、以前よりも敷居の低い資格になっています。本記事にたどり着いた皆さまにはぜひ挑戦いただけたら幸いです。

それではあらためまして、本記事を執筆する私の自己紹介をいたします。

本記事の執筆者(シュン)のご紹介

  • PCスクール講師(10年目)
  • 年齢は30代後半
  • 家族構成は妻&娘2人(4歳&1歳)
  • 保有資格はMOSや日商PCのほか、2級FP技能士、宅建士、賃管士など
  • 現在は行政書士の合格にむけて学習中

本記事では、ファイナンシャルプランナーやFP技能士の概要や出題範囲、筆者が合格した際の勉強方法について触れていきます。

ファイナンシャルプランナーとは?

30代・40代のいわゆる「ミドル世代」は、「結婚」「出産」「転職」「住宅購入」「子供の進学」などの大きなライフイベントが集中しやすい時期にあたるのではないでしょうか。

そのようなイベントに備えて、「資金はどうやって貯めたらいいの?」「保険はどれに加入した方がいいの?」「住宅の購入方法は?」「マイナス金利の影響は?」といった疑問に幅広く答えていくのがファイナンシャルプランナーの仕事です。

それでは、ファイナンシャルプランナーになるのはどうしたら良いのでしょうか?実は、ファイナンシャルプランナーになること自体は資格を必要とせず自称でもOKなのです。

ファイナンシャルプランナー ➡ 誰でもなれる・名乗れる

ファイナンシャル・プランニング技能士を名乗る ➡ 技能士試験に合格しないとダメ

理屈としては上記なのですが、誰も無資格の自称ファイナンシャルプランナーに対し、大事な相談を任せたいとは思わないですよね。

そのため、ファイナンシャルプランナーを目指す方は、しっかりとした知識を身につけたことの証明である国家資格「ファイナンシャル・プランニング技能士」の取得を目指すことになります。

他の国家資格と試験内容が重複しており、ネームバリューも良くコスパに優れる資格です。ぜひ他資格とセットで挑戦してください!

シュン
シュン

名称が長いので、以下「FP」「FP技能士」と略称で記述しますね。

FP技能士試験の実施団体や試験内容の違い

さて、ややこしい話をもう一つ記載しますが、FP技能士の実施団体はFP協会と金融財政事情研究会(以下、金財)の2つがあります。

3級・2級FP技能士はどちらの団体でも受験が可能です。知識科目・実技科目の2つからなる試験となり、知識科目の内容は共通ですが、実技試験は実施団体により内容が異なります

FP協会は「個人資産相談業務」、金財は複数ありますが「生保顧客資産相談業務」を選択するのが標準的という印象です。よく分からない方は、バランスよく知識を問われるFP協会にしておくと良いでしょう。

シュン
シュン

筆者も「個人資産相談業務」で2023年5月に3級を
2024年1月には2級を受験し合格しました!

なお、実技と言うと対人で何かすることをイメージしますが、実際は架空の設定が書かれた設問に沿って年金や保険料の計算を行い、選択肢から選ぶ問題形式ですのでご安心ください。

3級FP技能士の受験方法

今まで3級FP技能士試験はペーパーテストのみでしたが、2023年に金財がCBT形式(パソコン画面上での解答形式)に対応し、2024年4月からはFP協会もCBT形式へ移行とのことで、いずれの団体でも通年受験が可能になります。

3級のペーパーテストは年に3回の実施と国家資格では実施回数が多い方ですが、受験会場が細かく選べないので遠方になる可能性があります。

また、実施団体も金財のみとなるため試験科目が限定されることから、メリットは少ないと思います。ぜひCBT形式でチャレンジしてください。

受験申込はFP協会もしくは金財のホームページからお申し込みください。

3級FP技能士の勉強法

FP技能士の試験範囲は「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6分野で構成されており、いずれの受験級でも取り扱う分野は同一です。

すべての分野を網羅しようとすると幅広い試験範囲になりますが、問われる内容についてはおおむね決まっています。過去問を繰り返し解いて理解を深めれば合格は難しくありません。問題演習にのみ集中して学習すれば、30~40時間程度の学習でも合格できる可能性が高いです。

筆者が受験した際は、LECの「合格のトリセツ」シリーズを購入し、過去問の演習を中心に行いました。通勤などの移動時間中は「FP3級ドットコム」で繰り返し解答を行いましたが、問題集があれば十分合格できた印象でした。

特に、実技問題はスマホ画面ですと解答しにくいです。本番ではメモ代わりに問題用紙へ書き込みますので、験直前期は必ずテキストへ書き込みながら解答することに慣れましょう。

テキストと問題集だけでも十分に合格できますが、不安な方は直前予想模試を活用しましょう。
本番同様に時間制限のあるなかで取り組まれると効果的ですよ。

参考書による独学が不安な方は、「ほんださん」のYoutubeチャンネルがトリセツシリーズと連動した内容となっており参考になると思います。詳しくはトリセツの紙面と、ほんださんのYoutubeチャンネルにてご確認ください。

シュン
シュン

3級FP技能士は短期決戦あるのみです!
時間を掛け過ぎず、一気に合格まで突き進みましょう!

いかがでしたでしょうか?

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