ミドル世代からの簿記3級合格は可能?
効率よく勉強できる方法を知りたいな
こんな声にお答えしていきます。本記事を執筆している私はこんな人です。
簿記3級は日商・全経・全商と3種類の実施団体があり、同じ級であれば日商>全経>全商の順に難しくなります。本記事では日商簿記3級について触れていきますね。
ミドル世代が簿記3級に挑戦する理由とメリット
30代・40代のミドル世代にとって、簿記3級を取得することは多くのメリットがあります。
簿記3級で取り扱われる会計知識はビジネスの言語ともいわれるほど、あらゆる業界や職種で必要とされるスキルです。簿記3級の学習により会計の感覚を身に付けていると、経理や財務の仕事はもちろん、営業やマーケティングなどの他部署とのコミュニケーションもスムーズになります。
また、就職や転職の際にも有利に働く資格です。簿記は多くの企業から求められる資格ですから、履歴書に書いておくと好印象を与えることができます。簿記3級を取得することで自分の努力や能力を証明することができますから、大きな強みになることでしょう。
簿記3級は日常生活でも役立つ資格です。簿記を通じてお金に関する基本的な知識を得ることができますから、得た知識をもとに家計簿をしっかり付けるようにしたり、確定申告に役立てたり、投資や資産運用などにも挑戦する道もあるでしょう。
合格後は日商簿記2級へ挑戦するのも1つですが、他の資格とセットで取得することで専門性を高める方法もオススメです。例えば、当サイトでも取り扱っているファイナンシャル・プランニング技能士は、資産や税金を取り扱うという点で相性の良い資格ですね。
簿記3級の試験内容と難易度を徹底解説!
簿記3級の試験内容は商業簿記に関するもので、仕訳問題や決算書作成問題などが出題されます。
試験時間は60分で、合格点は100点満点中70点です。合格率は約40%と比較的高く、初学者でも70〜100時間の勉強で合格できると言われています。受験方法はペーパーテストとネット試験の2つがありますが、ネット試験を選ぶのが賢い選択です。
ペーパーテストは年に数回の実施ですが、ネット試験はテストセンターでパソコンを使って受ける試験で、受験日程を自由に選べるというメリットがあります。試験終了後はすぐに自動採点で合否が判定され、デジタル合格証が取得できます。
簿記3級に合格するための効果的な勉強法とオススメ教材を紹介!短期間でマスターできる
簿記3級は試験時間が60分と短いため、時間配分や問題のパターンに慣れることが重要です。 そこで、簿記3級に合格するための効果的な勉強法とオススメ教材を紹介します。
まず、勉強法としてはテキストと問題集のサイクルを繰り返すことがおすすめです。
テキストでは基本的な用語や仕組みを大まかに把握し、問題集(あるいは問題集アプリ)を使って仕訳の練習をし、間違えた問題や分からなかった問題はテキストで確認し、繰り返し復習しながら進めましょう。
筆者は簿記の講師も務めることもありますが、市販の参考書を利用した学習について問われた際は「パブロフ流」をオススメしています。
パブロフ流は、分かりやすい4コマ漫画やイラストが描かれており、取っつきやすさがあります。すべての練習問題に動画が付属しており、スマホで簡単に確認ができる点や、ネット試験の模試が付属していることから、至れり尽くせりといった印象です。
また、YouTubeの「ふくしままさゆきさん」のチャンネルもオススメです。簿記の用語や仕訳の読み方、財務諸表の作成方法などを動画で教えてくれます。神がかり的な分かりやすさですので、市販の参考書で苦戦された方はぜひ視聴されてください。
簿記3級の勉強方法はインプット・アウトプットをバランスよく行うことが大切です。テキストだけひたすら読み込んでも理解できませんし、アウトプットばかりしていても時間を浪費するだけです。
ミドル世代は限られた時間の中で挑戦する方が多いはず。
効率よく学んで合格を勝ち取りましょう!
いかがでしたでしょうか?
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